【鎮静剤なし】大腸カメラの生々しい様子をお届け。35歳、初体験の結果はいかに?!
2026年9月29日、大腸カメラ(鎮静剤なし)を受けてきた。ポリープが見つかり切除。正直ビビっていたけど、想像の何倍も余裕だった話。

昨日、大腸カメラを受けてきた。
正直、ビビっていた。
今年の春に胃カメラは経験済みで、そのときも不安だったが終わってみれば「なんだ、こんなもんか」という感想だった。でも大腸カメラはひとつ上のステージというイメージがあった。前日からの食事制限、当日の朝に飲む2リットルの下剤、そして肝心のカメラ。友人から「腸を空にする作業が一番つらい」と聞いていた。前日の夜は少し落ち着かなかった。
下剤、2リットル
前日の昼と夜は決められた食事を摂取した。おかゆと、簡単なおかずのみ。野菜も果物も厳禁というから、家族との食事は完全に別だ。
クリニックに着くと、すぐに案内してくれた。お待ちかね、下剤エリアだ!
コップに1杯ずつ、10〜15分おきに飲んでいく。味はそれほど悪くないが、量がある。飲みながら「なぜ今これをやっているんだ」という気持ちと「ここまで来たら完遂するしかない」という気持ちが同居していた。腸の中が空になっていくにつれて、妙に潔い気持ちになってきた。
検査着に着替え、ベッドに横になった。私は鎮静剤を使わない選択をした。理由は単純だ。その日は長男と長女の送り迎えで車を運転する必要があった。鎮静剤を使うと検査後に車の運転ができなくなる。選択の余地がなかった。ただ、これが結果的に後で功を奏することになる。
カメラが入り始めた。痛みはほぼなかった。唯一あるとすれば、カメラが体内に入ってくる瞬間(!)のみで、それも数秒のことだった。まあ、余裕でしたね。
意識があるので、モニターに映し出された自分の腸の内側をずっと見ていた。ピンクがかった、折り重なる壁のような組織が、カメラの移動に合わせて流れていく。これ、俺の体の中なのか、という感覚だ。腸の粘膜には「切る痛み」を感じる神経がほとんどないらしく、カメラの圧迫感はあるが鋭い痛みとは違う。「痛くない」というより「知っている痛みとは別の感覚」というのが正確だ。鎮静剤なしを選ばなければ、これを見られなかった。
ドクター曰く「お」
検査が進む途中、ドクターがカメラを止めた。
「お」という声が聞こえた。その瞬間、おそらく心拍数が200近かったと思う。「癌なのか」と思ってしまった。
結果はポリープだった。10mmほどの大きさ。大腸がんの多くはポリープから始まるとされており、10mmはそれなりの大きさだ。がんかどうかは病理検査の結果を待たないとわからないが、その場で切除することになった。
切除の瞬間もモニターに映し出された。ワイヤーで輪を作って引っかけ、スナップという感じで取り除かれる。切除する瞬間も、ほぼ痛みはなかった。不思議な感覚だった。もっとチクリとくるものかと思っていたが、瘡蓋を無理やり取るのとも違う。言葉にしにくい、独特の感覚だ。体感で20〜30分ほどの処置だった。
切除したポリープは病理検査に出した。結果が出るまで1〜2週間かかる。何もなければよし。何かあれば、わかって良かったということになる。今は、その間だ。
上からも、下からも
終わってベッドで休みながら、今年の春を思い出していた。
実は、春の胃カメラも鎮静剤なしで挑んでいた。上からも、下からも、鎮静剤なし。さっそく終わった後にとある方に話したら、驚かれた(笑)。
怖さの正体は、ほとんどが「知らないこと」への想像だ。受けてみると、未知の部分が実体として見えてくる。自分の腸の中をモニターで見ながら過ごした時間は、不思議な体験だったし、意外と悪くない時間だった。ポリープが見つかって切除できたことで、それが後で何かになるかもしれない可能性を一つ消せた気がする。
終わって、自分へのご褒美にケーキを買い、美味しいフロランタンも買って帰宅した。
鎮静剤なしでも痛みはほぼない。人生経験として、やってみるのもありですぞ。
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Editor's Note
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