人的資本、社会関係資本、金融資本。35歳が考えるバランスの話。
田内学著『お金の不安という幻想』を読んで考えた。3つの資本のバランスが、その人の人生の幸福度を決めるのかもしれない。

とある方から、一冊の本を紹介してもらった。
その「とある方」というのは元同期であり、人生の先輩であり(ちょびっとだけ)、信頼している一人だ。その方から受けてきた影響はいくつかあるが、そのうちの一つが2014年頃のことだ。当時まだ流行り始めたばかりのメルカリを教えてもらった。
すぐに出品してみたら、小銭が稼げた。他人の靴を買う人の気は今でも知れないが(笑)、私は今も毎回出品して売却率100%を維持している。ありがたいが不思議な世の中だ。
先日、その方とグループ通話で話していたとき、今度は書籍を一冊紹介してもらった。今まさに読んでいる途中だ。
田内学著『お金の不安という幻想』。
田内学さんはゴールドマン・サックスの金融トレーダーを経て、金融教育に関する著作を書いている作家だ。ゴールドマン・サックス出身の方々はすごい。
3つの資本という視点
読み進める中で印象に残ったのが「人的資本、社会関係資本、金融資本」という3つの資本の話だ。
35歳を迎えた今、このバランスの取り方がその人の人生の幸福度を決めるのだと、読みながら何度もうなずいた。
私自身、20代の頃は金融資本に考えが引っ張られがちだった。お金はわかりやすい。数字で見えるから。国語78点・数学95点の私にはぴったりだ(いつの試験やねん)。
25歳の決断と、社会関係資本
転職をした際に、一度「金融資本(=年収)」よりも「社会関係資本(=顧客や取引先との関係構築)」に目を向けることにした。社会関係資本とは、人と人とのつながり、信頼、評判、ネットワークのことだ。
当時25歳にして感じたのは、実績もないヤツ(俺)が年収を先に求めるのは矛盾しているということだった。
仕事で実績が出せたとしたら、それは社会関係資本を積み上げてきた結果だと確信している。社会関係資本ほど評価が難しい概念はないと思う。だが3年前に独立してから今も「おい、7260、暇やろ?」という声がけをいただけるのは、当時積み上げてきた社会関係資本のおかげだ。この3年間で存分に活用させていただいた。
35歳、もう1段レベルアップへ
独立4年目を迎えた今は、人的資本と社会関係資本を再構築していくタイミングだと感じている。
これまでの関係性で仕事をし続けることはできると思う。だがそれでは自分の成長が止まるリスクがある。だからこそ、ここからもう1段、2段とレベルアップしたい。
金融資本は最後でいい。物欲もないし、使うなら経験に使いたい。後からついてくれば十分だ。今は35歳。5年後・10年後の目標はあるが、年収や年商を追い求めすぎないようにしたい。
全ては積み上げだ。残りの人生(何日?)、全うしたい。
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