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ドジャースタジアムとリトルトーキョー ── LAで見た「日本」と「アメリカ」

4月末、家族でロサンゼルスへ。ドジャース現地観戦とリトルトーキョー散策。日本とアメリカが地続きになっている場所を見てきた。

text by 原 奈都良
ドジャースタジアムとリトルトーキョー ── LAで見た「日本」と「アメリカ」のカバー画像

4月末、家族でロサンゼルスに行ってきました。


目当てはいくつかありましたが、やっぱり外せなかったのがドジャースの現地観戦と、ダウンタウンのリトルトーキョー散策。振り返ってみると「日本とアメリカが混ざり合う瞬間」を見ていた気がします。今回はその話を。

ドジャースタジアムで大谷を生で見た(負けたけど)

4月28日、ドジャース対マーリンズ。結果から言うと1-2の逆転負けで、しかも大谷が負け投手になるという、なかなか悔しい試合でした。


ドジャースタジアム、試合前のグラウンド


席はSection 23、Row O、Seats 6〜8。フィールドレベル、いわゆる最下層の内野席で、ダグアウトのすぐ近く。フィールドが目の前にドンとある感じで、選手の表情まで見える距離。上の通路に近い列だったので、トイレも飲食もアクセスしやすくて、家族連れには地味にありがたいポジションでした。


始球式も目の前で見られました。あの距離で見られただけでもう来た甲斐があったというか。試合は負けましたが、思い出すと今でも「あれは最高だった」としか言えません。


試合中のドジャースタジアム、満員の観客席


スタジアム全体がドジャーブルー一色で、球場の熱気そのものがエンタメになっています。勝ち負けを超えて「来てよかった」と思えるのが、現地観戦の不思議なところ。

リトルトーキョー ── 歴史ある街の、いまの日常

別日はダウンタウンのリトルトーキョーを散歩。


ここ、実は140年の歴史を持つ日系コミュニティです。1885年に重田浜之助という元船乗りが小さなレストランを開いたのが始まりで、戦前には全米最大の日系人街にまで育った場所だそう。


重い歴史も背負っている街なのですが、実際に歩いてみると、まず最初に目に飛び込んできたのは……セブンイレブン笑


看板は日本とまったく同じ。なのに一歩入ると中身は完全にアメリカ。この「同じなのに違う」感覚が、いきなり面白かったです。


街を歩くと、とにかくドジャースのユニフォームやキャップを着た人が多い。シーズン真っ只中なので、地元愛がそのまま服装に出ています。「あー、LAだなぁ」と実感する瞬間です。


そして道端に目をやると、緑色の電動キックボードがあちこちに乗り捨てられています。「Lime」というシェアサービスで、日本でいうLooopみたいなもの。アプリで解錠してどこでも乗り捨てOKなので、歩道のど真ん中に突然転がっていたりします。


ドジャースタジアム入口、野球ボールのオブジェと


歴史ある日系の街に、日本の看板のコンビニと、ドジャーグッズと、アメリカ式のキックボード。この混ざり方そのものが、いまのリトルトーキョーの日常なのだと思います。

旅で見たかったもの

結局この旅で一番面白かったのは、観光名所そのものより「日本とアメリカが地続きになっている場所」だったのかもしれません。


ドジャースタジアムには日本から来た大谷がいて、リトルトーキョーには100年以上前に海を渡った日本人が築いた街がある。時代も背景も全然違いますが、どちらも「日本人がアメリカに根を張ってきた」という一本の線でつながっている気がしました。


また行きましょう、ロサンゼルスへ!

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